食後に歯に詰まったものをつまようじでシーシー…これが最近どうしても許せなくなりました。マナー違反な理由とどうしても隙間掃除したい人に推奨される行動を紹介します。
つまようじでシーシーとは
許せなくなるほど私をイライラさせる「つまようじでシーシー」というのは、食後に爪楊枝で歯の隙間に詰まったものを掻き出す仕草のことです。まぁ、わざわざ解説するまでもないんですが年配の世代ではつまようじでシーシーするのが礼儀、みたいなことがあったらしいので年配の方は堂々とされていることもあります。
おじいちゃん子な若い世代の人もシーシーするのに抵抗なかったりして、シーシーが平気な人は年代問わず歯の隙間掃除を食後にやったりしてます。いやね、もう、我慢できなくなって、ですね。
つまようじでシーシーしている間、私が思っていること
目の前でシーシーやってる人に直接言えないので、シーシーしている人はどんな思いを他人にさせているのかこれを読んで欲しいな、とちょっと思っています。ほとんど良いことは思われていないし、マイナス評価されていることが多いと思います。ひと昔前ならともかく、現代にはますます受け入れられない行動になってきたのではないでしょうか。
どう思われてもいいですか?
体の不快感って嫌なものですから、歯の隙間掃除したい気持ちはわかります。けど周囲の人の反応と自分の不快感を天秤にかけたら、、、、ちょっとつまようじでシーシーするのは今のクリーンな現代社会には合わない気がしています。今の時代、男性でさえムダ毛処理をしたり、ファンデーションをする人がいます。それくらい人間らしい汚れ、生活感が時代にそぐわなくなってきています。
時代が清潔感を求めている最中、それを逆行するような行動をしていいのか?ちょっと高尚な書き方をしましたが、つまり人様が「自分は汚くないよ!清潔を心がけているよ」と努力しているのに恥ずかしくはないんかい、ということです。(自分への戒めとしてもそう思っています)
自分優先な感覚の人かな?
どうしても感じてしまうのが、思いやりがないのかな?想像力がないのかな?ということですかね。歯の隙間掃除というのは人に見せていいものかどうか?と考えたときに、色々と意見は違うと思いますけども「見せなくていいもの、あえて見せるようなものではない」という種類の動作だと思うんですよ。隙間掃除、というのは排泄物の除去に近いと考えると食事中に排泄を連想させちゃいけないと思います。
そういった想像をしてもらえない、人の立ち位置に立てないという人物像が浮かんできます。行動のひとつひとつでどんな人なのか、というのが表れてくると思っています。
音を出すのはさらに良くない
チュパチュパって音を出したりするじゃないですか。さらにごっくんってしたり。いやぁ、もう一緒に食事したくないですね、今後。一体なんの音なんですか、歯の隙間を唾液で掃除してるんですか、いったいなぜそんなことを今なさるんでしょう。自分の汚れだから飲み込むのも嫌じゃないんでしょうけども、鼻くそを食べている、という感覚に近い人もいるでしょうから音を出して盛大にアピールするのは良くないと思うんですよ。
今後の付き合い、どうしよう
毎日このシーシーする人と食事をとる、と考えてみましょう。慣れるでしょうか、日々嫌になっていくでしょうか。このシーシー動作をどう思うようになるのか、というのはその人との関係性によると思うんです。その人が大好き!っていうなら慣れるだろうし、むしろカワイイまであると思います。逆に嫌いというなら、ますます憎く嫌いになるでしょう。他に良いところがあるから許せる行為であって、何もない人や嫌い要素がある人だと許せない行為がシーシー動作だと思います。
つまり、はなから嫌いな人だったら「もうシーシーみたくないから食事を一緒にしたくない」という決定打になるでしょう。ちょっと嫌い程度でもシーシー動作がきっかけで一緒にいたくない、まで発展すると思います。もし次も会いたいと思う人が相手ならシーシーしないほうがいいですね。今後の付き合いをはっきりしてほしい人はシーシーやって相手の反応を見るというのもアリなのかもしれませんが、そんなことをしなくてももっと方法はあると思うと、シーシー動作をやること自体メリットがありません。
あなたの理想ってなんでしょうか
私は自分のイメージを大切にしています。というか大半の人は大切にしていると思います。髪の手入れとかサラサラにしている人とか、美肌とか洋服にアイロンがかかっているとか、身なりに気を使ってくれる人がほとんどだと思います。自分がなりたいイメージに近づこう、理想を実現しようとしているんですよね。
身なりに気を使うのと同レベルで動作や所作にも注意を払うのも大切だと思います。やっちゃいけないということはないんですが、時代に合わせたファッションや流行があるのに合わせて服を選ぶのと同じで時代に合わせた行動をしよう、というのも自分のイメージとして大事なんじゃないかと思うんですよ。
なぜ洗面所へ行かない
食後のテーブルでやる必要があるのか、ということですね。お手洗いへ行けば、そういう場所なので歯の手入れは良いと思うんですよ。ダイニングテーブルで歯磨きしている、と考えたらちょっとなぁ??となりませんか。自宅だったらダイニングでテレビを見ながら歯磨き、という人はいると思いますが、外食しているときは公共の場ですもんね。
じゃ、自宅ならどこでもシーシーしていいのか?というとどうなんでしょう。食事中におならをしていいのか?みたいなことに似ていますが、そんな話し合いをする前に食卓でシーシーをやめたら問題ないような気がするんです。
相手を軽く扱ってますね?
良く言えば気を許しているからこそ、シーシーできるんでしょう。悪く言えば舐めているんでしょう。そんなことをしても嫌われない、逃げていかない人と思われているんでしょうか。私もそこまで信頼してくれているなら…と思うようにしている時期もありましたが、色んな人と食事を共にするようになれば、なにもそんなわざわざそういう相手と時間を使うことに意義を感じなくなります。
私に対して興味や敬意、見栄があればシーシーするよりも話を盛り上げようとか、話したいことがあるとか、嫌われる要素はみせたくない、そう思ってくれるはずです。シーシーするということはそういった気持ちは既に失われているということです。
自分に対して興味を持たれていない決定的証拠だと思うので、むしろこのジェスチャーを歓迎しています。その人と今後の付き合いをするのは考えたほうがいいタイミングを知らせていると思います。
シーシー中の周囲の人の行動色々
シーシー動作している人の周囲の反応を見ていると面白いです。色んな回避方法があるんだな、気にならない人っているんだな、とも思います。
シーシー始めたら同席しない
カウンター席でたまたま隣同士になった場合に見かけたのが、シーシー始めたら帰る人の存在です。まだ少し残っているのに食事をやめて帰る人がいて、たまたまだったのかもしれませんが、あからさまにチラッと見てからすぐに席を立って行ったので不満を表現していったのかもしれません。
決して見ないように顔をそらす
シーシー行動が始まったら顔を逸らしてしまいますね。目だけそらすんではなくて、顔ごとそらして視界から遠ざけようとします。顔だけそらすならまだシーシーする相手に好意が残っていますが、体ごとそらしたり、お手洗いにいくふりをしたり、電話に出るふりをしたりして席を外したらもうかなり嫌われ始めているような気がします。
心をシャットダウンする
私のことなんですが、シーシーが始まったら心をシャットダウンします。別のことを急激に考えはじめたり、相手の悪口を頭の中で延々と唱え始めたり、逆に相手のいいところを考えようとしたり…。目の前で起きているシーシーに対して向き合わないように、何も感じないように自己防衛します。
つまようじでシーシーしている人の気持ち
シーシーしている人の立場になって考えてみたり、どうしてそんなことをするのか聞いてみると相手のことが分かるかもしれません。相手を理解したらシーシー行動を受け入れられる度量が手に入るか?どうかは分かりませんが、色んな考え方があるという見聞を広めてみます。
綺麗にすることがマナー
食後に談笑しているのに歯にはさまっていたら嫌だから綺麗にしている、そのままにしていたら口臭の原因にもなるからその場でササッと済ませる。席を移動するまでもないし、時間も限られているから大丈夫!身近な人もやっているし、自分だけじゃないからマナー違反ではないはず。
一か所だけだから、すぐ終わるから
一か所だけが詰まるようになったから、すぐとれるし、指でとるよりはいいでしょう?つまようじでひと押しすればすぐ終わるから。
なんでそんなこと気にするの?
歯の隙間掃除が不快?そんなことを気にするよりも、もっと考えることあるでしょう。というか、嫌なら見なきゃいいと思う。そういうマナーとか常識っていうのは押しつけだと思う。
食後につまようじを使うのは、別れのきっかけにもなる
つまようじを人前で使っても構わないという人と、それを嫌がる人の相性が最悪というだけで人間同士の言い分そのものに正しいとか悪いとかというのは判断できないですね。好きか嫌いか、みたいな主観の問題だと思うし、嫌なら居なきゃいいというのが正解なのかもしれません。どうしてもその人が必要ならつまようじの件は見なかったことに出来るでしょうし、その人が嫌いだったり不要になればつまようじの件を理由に縁を切ることだって可能なんでしょう。
つまようじで歯の隙間掃除をする、というのは些細なことなんですが、人間関係の積もり積もったものが噴出するきっかけにもなると思うんです。今まで我慢してたけど、もう我慢ならん!ってなるのはこう言った動作がきっかけになりますよね。本当の不満はそのほかの言動の積み重ねなんですが。他にもこういった些細な嫌なことってありますね、靴下を脱ぎ捨てるとか。電気がつけっぱなしとか。
別れの理由にされないために、歯の隙間対策方法
別れのきっかけは色々ありますが、その要素をひとつでも減らすために歯の隙間掃除の方法や文句を言われないやり方を考えてみました。マイナス要素を減らしたい、歯のシーシーをやめたいという人がいたら参考にしてください。
見えないようにやる
見えないように手で覆い隠す、、、とかではなく。歯の隙間掃除なんてしていない、隙間なんてない、汚れることなんてない、くらい隠し通すのがいいと思います。匂わせるのもだめです。テーブルのつまようじを一本手に取ってお手洗いへ行く、なんてのもダメです。トイレットペーパーをもってトイレに向かっていくと同じようなことですから。
つまようじを使うとより隙間が空いて悪化する
つまようじを使って歯の隙間掃除をすると、歯の隙間が広がってさらに物が詰まりやすくなります。つまようじは先こそ細いですが1ミリくらいの太さがあるのでその太さまで隙間が空きます。しかも毎食毎食続けて隙間を開いているので、どんどんと悪化していくことに努力してしまっています。
隙間が空くと物が詰まりやすいだけでなく細菌の塊、プラークがたまりやすく掃除しにくいので(つまようじではプラークは取れない)歯周病の原因になって歯が抜け落ちる原因になります。つまようじで対処しようというその場限りの習慣を続けていると何十年先の自分の歯の健康をないがしろにしている、と考えてみて欲しいです。
フロスを持ち歩く
歯の隙間は年齢が上がってくれば、誰にでも起きることで仕方ない面があります。だからといってどこでもやっていいわけではなく、場所を選ばないといけません。つまようじで掃除しきれないからシーシーやっているわけで、つまようじでは隙間が掃除しきれないです。そこでデンタルフロスをおすすめします。
フロスは髪の毛よりも細い繊維の束なので隙間が広がることもないし、プラークもからめとって綺麗にしてくれるので歯周病予防にも役立ちます。つまようじで掃除するよりも確実に音もなく綺麗にできます。フロスする場所はトイレの鏡の前がベストですが、一か所しかないとそうもいかないと思います。個室に入って座って掃除するのがいいと思います。フロスで掃除する時間は数分ですし、一か所だけなら数秒ですからすぐ終わると思います。
ちなみに唾液で膨らむフロス(プラークがとりやすい)とか幅広フロス(同じくプラークがとりやすい)などがあるので、良いものを買っておくと歯周病予防に効果あります。
歯医者に相談
隙間ができてきた理由があるのかもしれません。歯肉が下がってきたのは歯周病が進んできた可能性もあるので早めに対処しないと歯を失うかもしれません。隙間に虫歯ができたときも隙間にものが詰まるようになるので診てもらうと安心だと思います。
隙間の相談をすると銀歯などをやり直したり、色々対策を考えてくれると思います。
まとめ
食後に人前でつまようじで掃除するのは、ほとんど良い印象にならないのでやめたほうがいいし、今まで積もり積もった不満が爆発して別れのキッカケになることもあります。歯の隙間が空いた理由、原因についてもっと真剣に取り組むべきで、もしかしたら歯周病の始まりかもしれない、という危機感を持つとつまようじで掃除をする気にならないと思います。歯の隙間掃除にはフロスが適切。フロスを買おう。
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