保育園の子供が水いぼにかかっています。本人は痛がらず、多少痒いくらいで広がってもいません。水いぼができ始めたのは春先、3月位でした。
かかりつけのお医者さんは皮膚科が専門ではないのですが、自然治癒するから心配ないとおっしゃいました。その時の診察内容をまとめます。
内科が専門のかかりつけ医の水いぼの診察は?
- 水いぼは自然治癒する
- 完治までには半年ほどかかる
- 潰すとウイルスが広がって水いぼが増える
- ジュクジュクしていなければプールに入っても良い
- 掻き壊さない限り、跡が残ることはない
自然治癒するならそのままにしておこう、と方針を決めて、今7月ですが完治していません。
まだ4か月目だから焦ることは無いと思うのですが、一方で「そんな悠長なことを言っていていいのか?」とも思うのです。というのも子供が水いぼにかかったことがあるママ友さん達から色んな情報が入ったことで不安になったからです。
実際にこどもが水いぼにかかったことがあるママ達の水いぼの見解
- 水いぼは広がって増えるため完治するまえに増えてしまう
- こどもが痒がってかいてしまって広がりを抑えきれない
- 皮膚科で処置してもらったとしても跡が残ることがある
- 完治までに数年かかった人もいる
かかりつけ医と言っている本質は変わらないとしても実際に子供の水いぼに向き合っているママ達は色々苦労しているようです。
特に「跡が残らない」と思っていたのに大きい水いぼはケロイド状に跡が残った話を聞くと早しなければ!と気持ちが焦り始めたのです。
水いぼの原因、症状、治療方法まとめ

伝染性軟属腫(デンセンセイナンゾクシュ)ウィルスが原因となって起こるイボの一種です。春から夏にかけて流行り、肌と肌の接触によって他人へ移ることがあります。接触といっても、イボが破れてイボの中の芯にいるウイルスが飛び散ることで感染します。
感染力自体は非常に弱いのでイボが破けない限りは感染することはありません。
アトピー性皮膚炎や肌荒れを起こしている時は皮膚バリアが薄くなっているので感染しやすくなります。
主に子供がかかる病気で、一度かかると免疫が付き、二度とかかることがありません。
症状は皮膚に1ミリから3ミリくらいの白いイボができます。イボの表面はなめらかで他の正常な肌の色と変わりません。
イボをかき壊すことで他の皮膚へ感染しイボが増えていき長引くことがあります。
自然治癒に任せておくと約95パーセントの人が一年ほどで自然治癒します。
このタイミングは体内に免疫が付くタイミングになるため治る時期がはっきりしません。
皮膚科で水いぼを治療する場合の具体的な方法まとめ
- 先が丸くなった水いぼを潰すためのピンセットでウイルスがいるイボの芯を取り除く方法があります。
- 硝酸塩などで焼きとる方法があります。
- スピール膏を患部に貼り付けておくと数日でぽろっと落ちるように治療する方法があります。
(うおの目を取る薬なので水いぼのような弱いウイルスには強い薬になり、まわりの正常な皮膚も傷めてしまうことがあります。)
これらは直接肌に処置するので子供にとっては強い痛みがあります。一回の処置で取り切ないこともあり完治までには数回診察が必要です。
大き目のイボはこの処置後に跡が残ることがあります。
ヨクイニンという飲み薬で水いぼを治す方法
ヨクイニンとはハトムギ茶に含まれる成分で水いぼに効果があります。
飲み始めてから10日から2週間ほどで効果が現れてきます。
ヨクイニンという薬剤、処方薬もありますが、ハトムギ茶を飲むことである程度の効果があると報告があります。
消毒用イソジンとイソジン軟膏のダブルで水いぼを治す民間療法
ママ友さんから聞いた方法にイソジンを使った方法がありました。
消毒用イソジンを水いぼにたっぷり塗り、その上からイソジン軟膏を塗る方法です。
どちらか一方だけ塗っただけでは効果が薄いので、この順序で塗るのがおすすめです。
イソジンは手術等の消毒にも使われる消毒薬で、イソジンにはヨウ素の力でウイルスを分解する効果があります。この効果から水いぼにいるウイルス自体をたたいて治療するという積極的な治療法です。
イソジンで消毒しているのでイボが破れても広がりを抑えることができることからもイソジンは効果が期待できます。
ただ、感染の広がりについては効果が期待できますが、水いぼが破れていない場合、皮膚のバリアがあってイソジン自体もウイルスに到達できないと考えられます。
このイソジン治療法は民間療法なのですが、効果があるという報告、口コミが多数あります。
消毒用イソジンとイソジン軟膏の二つを組み合わせる方法。二つ買っても1000円くらいなので気軽に試せると思う。子供がいるとふたつとも無駄にならないほど、傷を作ってくるし。
保護パッドを一緒に使うと水いぼが広がるのを抑えることができます。

木酢液で水いぼを治す、効く人にはすごく効く
木酢液とは園芸で虫を寄せ付けない効果があり、農薬の代わりとして使われています。自然派として人気です。木酢液は木炭を作る際に発生する煙を冷却して得られる液体です。独特のスモーク臭があります。農薬以外には入浴剤、ゴミの消臭剤などにも幅広く使われています。
木酢液には消毒効果があることからこのように多様な利用法があります。
木酢液で問題になったことに発がん性が指摘された経緯があります。木が炭になる時の煙が原料なのですが、建築廃材を原料にしている安い木酢液から発がん性があることが話題になったことがありました。肌に塗るとしたら安価な木酢液はおすすめしません。水いぼ用ならそんなに量が必要ありませんし、多く購入しても残れば入浴剤として使えるので真面目に作っている木酢液を買って使いましょう。
ホームセンターなどでは安価な木酢液との価格差から店においていないことが多いです。自然化粧品とかを扱っているお店にはおいているかもしれませんがAmazonで見つけたので紹介します。アマゾンの口コミでも「子供の水いぼに効く」というレビューばかりですね。この木酢液のグレードは化粧水クラスなので安心して使えます。しかし「うちの子には効果なし」という声もありますね。
しかし、この木酢液クリア100ml + ロールオン容器【木酢液クリアは発ガン性検査済みです】便利な容器とのセットのレビューを読むと、すごいね。ウイルス性のイボ、尋常性疣贅がきれいに治ったみたい。大人のイボに効くってことは、大人より皮の薄い子供にも効果が高そう…。
2017年追記:私の首にできたちっちゃいイボ(多分老化が原因のイボ…)はこれで取れました。ロールオン容器が付いてるから忘れず塗れるところがポイント高いです。
市販の消毒薬と木酢液との違い
消毒効果としてはイソジンも木酢液も同じ効果です。じゃあ、どっちがいいのか?値段の安いイソジンでいいかな?と思ったのでちょっとしらべてみました。木酢液は水の分子集団を小さくする効果がある…ようです。どういうことかというと、肌に浸透する力があります。それはより消毒効果が期待できるのでは?と思います。
夏は虫よけを兼ねた木酢液の方がおすすめ
木酢液の使い方に園芸での防虫があります。害虫よけにつかう農薬の代わりに木酢液を使うと木酢液の成分の匂いで虫よけ効果があります。夏場に虫よけスプレーを使う時に、水いぼ部分にスプレーしたくても滲みるのが怖くてつけられない!なんて時に木酢液を使うと一石二鳥だったりします。気になる匂いですが、このページでおすすめしている木酢液は大分、というかほとんど匂いが抑えられています。濃い色をした木酢液はかなりキツイ匂いがするので安いからといって使うと気持ち悪くなります。
水いぼは結局潰して治したほうが良いのか、自然治癒がいいのか?
水いぼを潰して治す方法は確実ですが、処置中に子供が泣いて嫌がるほど痛いらしいです。ママは泣く子供を抑えてなだめて処置するか、表面麻酔を塗って処置する方法があるようです。麻酔は完全に痛みが無くなるわけではなく、和らぐ程度の麻酔効果のようですね。
水いぼは自然治癒するのにどうしてこのような痛みを我慢してまで潰して治す必要があったのでしょうか。
これは他の人にうつす可能性があるから、でした。でした、と過去形なのには理由があります。
学校保健法で水いぼは登園停止措置が必要ない感染症とされています。
つまり、水いぼが完治するまで登園できないほどの感染力が無いことを示しています。
これは平成11年より学校保健法が改正されたためです。以前は出席停止となっていたと考えられます。水いぼは治るまでに半年から一年を必要とするにも関わらず出席停止措置がとられたら保育園に預けることができません。そのため自然に治る水いぼを切除してでも早くに治す必要があったと考えられます。水いぼを潰して治す治療法はこうした社会背景が理由にあったのではないでしょうか。
現在、水いぼは健康な皮膚からでは感染しないほどの弱いウイルスで、プールなどの水を介して感染することが無いと学校保健法で認められています。出席停止措置をとられることもありません。ならば無理やり潰して早く治す必要は無いかもしれません。いずれ治ると免疫ができるのを待つ選択肢もとることができます。
水いぼを処置したり、積極的に治療したほうが良い場合は?
水いぼは肌の弱い子供ほど一気にたくさん増えてしまうことがあります。体中に増えてしまったら一年なんて私だったら待てるかわかりません。きっとすぐに治してあげたいと思うでしょう。特に女の子だったら水いぼが大きくなるまえに行動してしまうと思います。
また子供本人が水いぼを気にしている場合も一年も待てません。水いぼが原因で仲間はずれにされたり、自信が持てなかったりすることのほうが水いぼよりも問題だと思うからです。きっと水いぼを気にするタイプの子供は自分の美醜にも敏感ですから、跡が残りにくい方法を取り、数が少ないうちに治療を開始すると思います。
周りの理解が水いぼに対して無い場合、水いぼがあるだけですぐに感染すると考えている人もいます。おじいちゃん、おばあちゃんや地域の中で水いぼについて一貫している治療があると自然治癒を待つことは軋轢を生むかもしれません。言う事を聞かない悪い嫁、常識知らずと揶揄されてしまうことも考えられます。周囲との和を重んじるか、判断に迷うところですが育児というものは常にこういった責任が付きまといます。
自然治癒すると決めたら気を付けるべきポイント
自然治癒するまでは水いぼの数を増やさないこと、他の人にうつさないこと、神経質にならず気長に構えることです。
水いぼの数が少なく、症状も軽いなら自然に任せることも可能です。
具体的に水いぼを自然治癒させるためのポイントをまとめました。
- タオルなどウイルスが付いている可能性があるものは共用しない
- 爪はいつも短く切りそろえる
- 雑菌がいるとかき壊しやすいので肌は清潔に保つ
うちの子では水いぼをかき壊していることもないのでもう少し様子をみて自然に任せることにしました。けれど増えてきたり、変化があれば治療をはじめることもあるでしょう。親としての選択にはいつも不安が付きまといますが、考えられる条件、可能性を上げていくことで治療方針が決まることもあります。今回のまとめで治療に迷っているママのお役に立てればと思います。









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