家で揚げ物を作っておやつにしたら、子どもと大人に頭痛の症状が出ました。どうやら原因は揚げ物らしい…。どうして揚げ物で頭痛が出たのか調べてみました。
作った揚げ物はチーズ揚げ
おやつとして作った揚げ物はチーズ揚げでした。餃子の皮にチーズを巻いてあげる奴です。この日はウインナーも巻いてあげました。
材料
- チーズ(よくある100円くらいの4つ入り)
- ウィンナー(香薫)
- サラダ油(濾した後の使いまわし)
食べた人
子供のおやつとして作ったので子供二人と私も一緒に食べました。
食べた数
- 母 味見もしながらお昼代わりに15個くらい
- 子 8個位
- 子 2個
1人の子はあんまり揚げ物を食べる気分じゃなかったらしく2個だけ食べました。1人の子は結構がっつりと…。一番食べたのは母である私です。まぁ、お昼ご飯食べられなかったんで…と言い訳してみる。
症状
初めは暖房の焚きすぎによる軽い一酸化中毒かと思いました。なので、家中の窓を全開にして換気をしました。一酸化炭素が原因なら、いつもこの方法で良くなるんです。
でも一酸化炭素中毒と違うところは顔のほてりが無い、そもそも暖房を焚いていない…。
とにかくちょっと動くと頭痛がするという症状です。片頭痛のような…。
ちなみに頭痛の度合いは大人よりも子供の方が辛そうです。普段、頭痛とは縁が無い子どもの方がダメージが大きいのかもしれません。もうちょっと症状がひどかったら病院へ行ってたと思います。
症状が現れる時間
ドラマとかって毒を食べた瞬間に「うぅっ!ぐはあぁぁぁ」ってなりますが、揚げ物が原因の頭痛は3時間ぐらい経った後から現れました。消化し終わった頃合いなんでしょうか。揚げ物特有の胃もたれみたいのが過ぎ去った後に頭痛になりました。
胃もたれはそれほどひどくなく、揚げ物を食べたなぁ~くらいの感覚でした。最近は揚げ物をあまり食べない食生活(ポテトチップスとかも含めて、食べても少量)なので油ものには過敏になっているのかもしれません。
原因を考える
風邪のひき始め、インフルエンザで発熱の兆候か?と思ったんですが、その割には関節痛がありません。そして母と子、ほぼ同時に頭痛になるのも腑に落ちません。直近に一緒に過ごしたことといえばおやつのチーズ揚げしか考えられませんでした。
濾した使いまわしの油
丁寧に濾した油でしたが、どう考えてもこれが原因だ!と思いました。新しい油ってサラサラしていますが、濾した油ってちょっと粘度がありませんか?私が使った油はその、ちょっと粘度のある油だったんです。
しかもその前に揚げたものは鶏だったので恐らく鶏脂も入っているに違いないです。酸化油脂って体に悪いんじゃなかったか?!酸化油脂って頭痛の原因になるのか?!と頭痛に苦しみながらも調べてみることに…。
揚げ油はとにかく毒になりやすいらしい
家で使っている揚げ油は普通の2リットル入り位のものです。ペットボトルに入っている大量の奴です。このいわゆるサラダ油にはリノール酸が半分以上入っていて、このリノール酸を加熱するとヒドロキシノネナールという神経毒になります。この神経毒は脳みそに相当悪いらしく、アルツハイマー病とかうつ病とかの原因になったり、脳そのものを縮めてしまい、物忘れの原因になるようです。
2リットルいりサラダ油は揚げ油として売ってるんじゃないのか?
あの大量のサラダ油は揚げ油として使うのに最適な量じゃないですか。まさかあの量はサラダを作るためとして売られているわけではあるまいに~~~。
加熱するだけで毒がでる
リノール酸を加熱するとヒドロキシノネナールという毒がでることがわかったんですが、一体いつ毒が発生するのか?発生する前に食べてしまえば影響がないじゃないか?と思い調べてみました。
どうやらヒドロキシノネナールはサラダ油を加熱するだけで発生するようです。
加熱時間は…
200度以上に加熱すると5分で発生
180度前後で30分加熱すると発生
…結構簡単に発生してしまうではないですか。サラダ油を鍋にかけて下ごしらえに手間取ったら200度以上に上がってて、もう毒に食材を突っ込む…みたいな料理じゃないですか。
それに180度といったらてんぷらとかから揚げとかで良く使う温度帯です。30分以上調理したら、もう毒の鍋で調理していると考えた方が良いってことなんですね。
…そんなの、今までだってやってきたはずだけど無事でした。
ヒドロキシノネナールの毒って大したことないんじゃないか?ということで毒性がどれくらいヤバいのか調べてみました。
そもそもヒドロキシノネナールとは?
ヒドロキシノネナールというのは油をとらなくても自然に生きているだけで体内に発生しているようです。それこそ電磁波とか紫外線とかを浴びるだけで…。でも油からとると半端なくとり過ぎになるようです。
このヒドロキシノネナールは人間が持っている自然治癒力であるたんぱく質(HSP70)をダメにしてしまう性質があります。ダメになってしまうと自然治癒力がないので体のあちこちに治り切らない部分が出来ていきます。
さらに嫌なのが、脳の海馬を壊してアルツハイマー病などの原因になるそうです。現にアルツハイマー病を発症した方の脳にはヒドロキシノネナールがたくさん存在するようです。
ヒドロキシノネナールって毒の毒性は?
ヒドロキシノネナールは食べた瞬間に死ぬような毒ではないですが、人間の治癒力を段々と奪っていく怖さがあります。で、もっと怖いのが、このヒドロキシノネナールは体から出て行ってくれないらしいです。
…
え?
毒が体から出て行かないって、一番ヤバいだろうに。つまり食べ続けると半端ない量の毒をため込んでいき、目に見える形のアルツハイマー病やガンになっていってしまう…ということです。
最強の毒なんじゃないかな、これ…。っていうか、頭痛がするほど毒をとったけど????
ヒドロキシノネナールの対処法
食べてしまったものは仕方ない…これからどうすればヒドロキシノネナールを食べないで済むのか?を調べました。
低温圧搾(コールドプレス)の油
油を搾るときに高温で絞ると(ほとんどのサラダ油が高温で絞ってる)それだけでヒドロキシノネナールがたっぷり含まれているので、そもそも製法から低温圧搾のものを選ぶと良いです。
コールドプレスで揚げ物ができる量が入っていて手頃なのがオリーブオイルの↓これでしょうか。揚げ物にオリーブオイルって贅沢だなぁ。
ごま油
要はヒドロキシノネナールが発生しやすいリノール酸が入っていない油を使えばいいので、リノール酸が少ないごま油も候補に入れてみました。白ごま油、癖が無くて良さそうです。
リピーターです。
身体にいい油を取り入れたいと思いもう何年も使っています。
揚げ物などはカラッと仕上がります。
お勧めですAmazonレビューより
Amazonレビューにも高評価がたくさんついています。これ、揚げ油に採用して良いんじゃないか?でも同じ量のサラダ油の10倍のお値段なんですねぇぇぇ。
こめ油
同じくリノール酸が少ない油にこめ油があります。こっちの方がサラダ油の5倍の値段なのでまだ使いやすいかな(というか、サラダ油が安すぎる気がしてきました)
数年前からこめ油のみを使用しています。他の油と比べて割高ではありますが、熱にも強く、酸化しずらいので、数度の揚げ物にも使えるので、そこまでの割高感は感じていません。お弁当など冷めても美味しいので、もはや切らすことが出来ません。
Amazonレビューより
サラダ油の怖さを知って、早速注文しました。サラダ油よりは高いですけど、天ぷらなら油を継ぎ足して使っても酸化がしずらいので三回使って残りは、炒め物の油に使いました。天ぷらもカラッと揚がって、食べ過ぎても気持ち悪くなりませんでした。
Amazonレビューより
やっぱり、サラダ油への恐怖を募らせて油ジプシーしている人がいるんですね。食べ過ぎても気持ち悪くならない…ここポイント高いです。
しかも数度の揚げ物に使えるとな。冷めても美味しい油かぁ~。確かにこめ油ってホンワカした風味だったような…。
油の頭痛はいつ治ったか?
で、かなり辛い頭痛でしたが、大人は2時間ほどで治まりました。子供の場合は小児用バファリンを使わないといけないくらい…ずっと唸っていました。辛過ぎてそのまま布団へ行って眠ってしまいました。
小児用バファリンが切れる頃(夜中です)に目が覚めたようなので、頭痛について聞いてみると、もう平気になったようです。
油の頭痛は持続しないが8時間は具合悪い
大人2時間、子供もおそらく同じような時間なんだろうと思います。頭痛が治った後もなんとなく具合の悪さは続くので全体で言うと6時間から8時間くらいは病み上がりみたいな調子になりました。
はっきりしないダルさというか、気持ち悪さがあります。あんまり具合悪いので油毒について調べまくっていたんですが、調べれば調べるほど、今の具合の悪さは「体中の免疫力と治癒力が失われてるんじゃないか」と思いました。
油はケチらない、もうケチらずに良いものを買うことに決めました。この具合の悪さはヤバいよ~。というわけで良い油をおすすめします。
追記:
っていうか、注文してからよくよくAmazonで油を調べると良い油は皆ベストセラーになってます。油毒を知らなかったのは私だけだった?のかもしれません。
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